阿波尾鶏

The history of Awaodori

阿波尾鶏の歩み

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徳島県の在来の"シャモ"を畜産試験場で10年間改良を重ね、その雄と他の優良肉鶏をかけ合わせて作った高級肉用鶏です。
昭和50年代から、徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課(当時の畜産試験場)で開発が始まりました。
父鶏(雄)は 徳島県内で古くから飼育されていた赤笹系軍鶏(シャモ)を改良。肉質が低脂肪でコク・甘み・旨みが強く、歯ごたえが良い点。
母鶏(雌)は 優良な肉用鶏種であるホワイトプリマスロックが、相性の良さや穏やかな気性、産卵数の多さから選ばれました。
1998年(平成10年)度には「新しい地鶏」として人気を集め、地鶏の出荷量が全国1位となりました。
2001年(平成13年)には初めて特定JAS地鶏認定を受けました。
この特定JAS規格では、血統(地鶏血統50%以上)、飼育密度(28日齢以降、飼育面積1㎡当たり10羽以下の平飼い) 飼育日数(75日以上)が条件として決められ、この規格をクリアしたものだけが「阿波尾鶏」となります。
2023年(令和5年)3月31日には、地理的表示(GI)保護制度に登録されました。

Feature of Awaodori

阿波尾鶏の特長

鶏肉の旨味成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸、
またコクやうま味に関わるイノシン酸やアンセリンなどが、一般的なブロイラーと比較して豊富に含まれています。
この成分の豊富さが、甘みとコクのある深い味わいを生み出しています。

阿波尾鶏はシンプルな塩焼きやソテーで鶏肉本来の旨味を味わうのはもちろん、
唐揚げや焼き鳥、鍋物など、どんな料理に使ってもその美味しさが引き立ちます。

Link

阿波尾鶏ブランド確立対策協議会

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